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伊勢神宮と古代王権 神宮・斎宮・天皇がおりなした六百年 (筑摩選書) [ 榎村寛之 ]
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- 神宮・斎宮・天皇がおりなした六百年 筑摩選書 榎村寛之 筑摩書房イセ ジングウ ト コダイ オウケン エムラ,ヒロユキ 発行年月:2012年03月 ページ数:318p サイズ:全集・双書 ISBN:9784480015389 榎村寛之(エムラヒロユキ) 1959年大阪生まれ。大阪市立大学文学部卒業、岡山大学大学院文学研究科前期博士課程卒業、関西大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得修了、「律令天皇制祭祀の研究」にて、博士(文学)。現在、斎宮歴史博物館学芸普及課長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 都の動き1・国家が定義した「伊勢神宮」ー『伊勢太神宮式』を読む/伊勢の動き1・伊勢地域の神としての「伊勢神宮」ー『儀式帳』を読む/伊勢の動き2・斎王の存在感ー『延喜斎宮式』を読む/都の動き2・奈良時代の伊勢神宮/伊勢の動き3・斎宮の大改革/都の動き3・神祇氏族、大中臣氏の成立/伊勢の動き4・伊勢国は誰のものか/都の動き4・神宮と新しい時代の神々/『太神宮式』と『儀式帳』/連動する都と伊勢1・揺らぐ国家、変わる神宮/末法の世の斎宮/神宮、中世へ/神宮の歴史を洗い直すーまとめとして/“プレ「都の動き」”・改めて古代史料を読み直す/“プレ「伊勢の動き」”伊勢神宮前史/律令国家は何を夢見たか/伊勢神宮とは 伊勢神宮には二つの顔がある。一つは、伊勢地域に実際に存在する地域神社としての顔。もうひとつは、中央政権が構想した、天照大神がいるとされる国家的存在としての顔だ。両者をつなぐ存在が天皇の代わりに神宮を奉斎する斎王であった。伊勢と天皇はなぜ、いかにして結びついたか。中央政府にはどんな思惑があったのか。政治の変動に翻弄され斎宮が衰えゆくなか、神宮はいかなる変容を遂げ、現在に至るのかー。王権・神官・斎王という三者の関係から、伊勢神宮とは何かを問いなおす。 本 人文・思想・社会 宗教・倫理 その他 人文・思想・社会 歴史 日本史